地形萌え

　昨日、羽田から福岡へ向かう飛行機に搭乗した。前日から好天が予想されたので、窓側の席を取るために早めにチェックインして、空港で朝の事務処理をすることにした。7時半には到着し、進行右側の28Hを確保。
　羽田は新滑走路からの離陸だが、飛行ルートは従来どおり。北向きに飛び出し、東京湾を反時計回りになめて、横浜上空から内陸へ向かう。八王子上空からは、ハセツネのコースが一掴みに見える。こうしてみると、もがき苦しみながら走ったのがウソのように、穏やかな山容だ。（レースは出走したことはないが）
　そして、この時点でもう東の方に甲府盆地が見えている。甲府上空からは頭が白い八ヶ岳、そこから流れ落ちる「韮崎泥流」がくっきり舌のように判別できる。この地形「萌えー」。中央道から望む八ヶ岳はお気に入りのひとつだが、上空から見るそれはまた別物。稲子山の爆裂口に再度「萌えーっ」
　北アルプス、中央アルプス、を鑑賞していると、西方100kくらいにかなりはっきりスキー場が見えている。ゲレンデの配置に見覚えが・・そうダイナランドと高鷲スノーパークだ。
　ほどなく恵那山を越え、岐阜市内を流れる長良川上空から、もう敦賀半島が見える。鉄道線が視認できるので、我が家も同定できた。若狭湾沿岸に敦賀、美浜、高浜、大飯と福井原発銀座の面目躍如。
　そして、琵琶湖を越えてしばらくすると、津山盆地。南に向かったなだらかな斜面がつづく特徴的な地形で「萌え」てフライト終了。
　次回は、太平洋側で萌えてみたい。（あらかわ）