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蒼穹クラブ

24時間ロゲ 振り返り

正午スタート 
110の尾根越え、昨夜からの雨で斜面がズルズルして意外と手間取る。98到達時点で、予定プラス25分。明るいうちに八王子山まで到達するのが必須条件かつ天候が悪化しそうなので、大原→仰木峠はカットし、登山口から横高山を目指す。谷沿いの直登路は茨が多く、てこずりそうだったので、引き返して、お寺のマークを目指して尾根を登る。遠雷が聞こえだし、雨脚が強まる。横高山から峠までのトレイルは滝のようだ。

横川中堂→三石岳→八王子山で4時間45分、紀貫之への上り口で、登るかそれとも大津市内へ向かうか2分間の長考の末、大津市内へ。その後、タピオ氏から比叡山中で豪雨のため停滞中と連絡があり、この選択は吉だった。しかし、フライトプランからマイナス240点。どこで取り返すかを考えると・・竜王岳から天が岳、シャクナゲ尾根を目指すしか手はない。これはかなりきつい。

池谷地蔵へ着いたのが10時間30分くらい。ここから七福思案処まで、岩場がつるつる、霧でライトが反射し、視界悪く、1時間、さらに南禅寺まで30分もかかった。南禅寺の駐車場で5分コーヒータイム。この時点で天が岳プランは消滅。岩倉近辺の、40(隠遁所)、31(仏教大G)、33(瓢箪崩)など予定に無かったものを拾うことにして、土曜夜の京都市内へ。

第2日 烏丸錦小路、堀川今出川、葵橋、吉田山ときて、タピオ氏と合流。その後、狸谷、鷺森神社、宝ヶ池、御園橋、までは順調。神山への沢は荒れ放題で、上がっても降りるのに苦労しそうだったので、ギブアップして京産大へ戻る。

ここで18時間ちょうど、あと6時間のこっている。脚は10分/kは確実にいける。ここでまたも長考。夜泣峠→竜王岳→静原→弘法大師→瓢箪崩→隠遁→仏教大Gがオリジナルのプランだが、静原→弘法大師のルートが情報なく、嵌ると遅刻の可能性。一方、岩倉隠遁→仏教大→弘法大師→瓢箪崩という案が浮上。弘法大師→瓢箪崩に不安があるが、遅刻は絶対に無い。ということで後者を選ぶ。

二軒茶屋から尾根越えを狙うが、崖登り大会になってしまい、かつ早朝のくもの巣だらけの尾根道で手間取り、隠遁所まで1時間30分もかかる。一方、96までの沢筋の登りは参道になっており、これはラッキーで21時間30分で到着。さて、稜線へと上を見上げるが、とても通れそうに無い。地図の等高線もとても狭い。尾根を西方向へ巻いて静原小へ降りるのもありだが、帰りの脚に自信がない。このまま戻っても1時間以上あまる。最後に林道をつめて、寒谷峠へ上がれなかったら、もと来た道を帰ろうと決めて、階段を降り始めたところで、大転倒、心が緩んでしまった。林道へ降りて、そのまま岩倉への道をトボトボと歩いてしまった。

ということで、移動距離が70Kくらいしか無いと思う。体力は残ってしまった。
(あらかわ)
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年齢:
75
性別:
非公開
誕生日:
1949/04/01
自己紹介:
いつ設立されたかわからない(遅くとも昭和24年)ほど古くからある陸上競技の社会人クラブです。過去京都陸上競技選手権において男子100m,200m,400m,800m,1500m,110mH,4×100mR,
4×400mR,走幅跳,ヤリ投,十種競技で優勝者を出しています。2023年には5000mWでも優勝者を出しました。最近はウルトラマラソンやトレイルランニング、ロゲイニング(Long distance cross-country navigation)にも進出しています。

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